今、何が求められているのか
AI、IoT、ブロックチェーン、メタバースなど、技術の確信は目覚ましいですね、懸念されているのは、雇用の確保です。今ある職業の9割はこれらに代替されると確実視されています。
今では当たり前のように聞く言葉ですが、大企業に勤めていれば安心できる時代は終わりを告げました。日本の年金問題や超高齢化社会の到来(2025年問題)など今すでにいろんな国々で兆候が見えていますが、国に頼るのも限界がきています。
「自分がどのように生きるのか?」「どうしてこの生き方をしたいのか?」の選択を人類一人ひとりが迫られています。そんな時に訪れたのが『コロナウィルス』です。コロナウィルスに関して詳しくはないのですが、少し視点を変えると、『コロナウィルス』の問題は全世界にもたらされたギフトだと捉えています。
この100年あまり、技術のスピードに比べて人類の意識・『心』の成長は明らかに遅れている印象を持ちます。それを顕著に表しているのが、当たり前のように言われている、
「技術が進歩し豊になれば便利になるけど、必ずしも幸せにはならない。むしろ不幸になることの方が多い」
この言葉、明らかにおかしいですよね、経済や技術の発展は人類皆の幸せに近づくための営みのはずです。にも拘わらず、経済や技術の発展と同時に不幸が蔓延しているのです。進歩した技術を使いこなせていないことが良く分かります。身近なところで、会社でITを駆使したペーパレス運動の結果、以前よりも紙が必要になった(もしくはほとんど変化しなかった)。みたいな例でしょうか?
『コロナウィルス』が完全に終焉する前に全ての人の意識・『心』が、発展した経済や技術を使いこなせるようになる事が非常に重要です。