ヒトの「あり方」を考えてみた。

「共感される」とは

「あり方」の意味

「あり方」

非常に難解な言葉ですね。

 ある物事の、当然そうでなければならないような形や状態。物事の、正しい存在のしかた。「会議の―」「福祉の―」
 現にある、存在のしかた。ありさま。ありがたち。
「その消息(あるかたち)及び地形(くにかた)の―を伺(み)る」〈景行紀〉                              コトバンク:在り方/有り形  

これが辞書に書いてある、「あり方」の意味です。「ありさま」という言葉だけなんとなく理解できました。だから今度は「ありさま」を調べてみました。
 

① 物事の状態。ようす。 「世の-」

② 人の置かれている状態。身分・境遇など。 「数ならぬ-なめれば/源氏 宿木」                                コトバンク:有り様/有様

 
困ったときの辞書攻めです。ヒトに対して「あり方」と表現した場合、意味するのは、「人の置かれている状態」ということですね。
 
・もっと聞いてほしい
・もっと理解してほしい
・もっと褒めてほしい、
 
こんな言葉を仕事場でよく聞きますが、これらの言葉は全て自分の「あり方」、置かれている状態を共有したいと言っているように聞こえます(承認を求めている)。
 
 

「あり方」の種類?

「置かれている状態」とはどんな状態でしょうか、無数に考えられますが、ここでは一旦仕事の中での状態のみ考えてみます。
 
・何に注意したらいいかも、何をしたらいいかも分からない新入社員
・プロジェクトをはじめる事になったが、どのように進めるのが適切か分からない若手社員
・やらなければいけないことは分かっているけど、行動に起こせない、実行できない中堅社員
・めちゃめちゃ頑張って売上目標を達成した営業マン
・あまり努力してないのに、何故かいつも人より一歩も二歩も先を見て行動できている優秀な社員
などなど
 
このような状態が多くの会社の社員にあるのでしょうか??
 

[ 成長・学習の4段階 ]

第1段階:無意識無能(知らないし出来ない)

第2段階:有意識無能(分かっているけど出来ない)

第3段階:有意識有能(意識していれば出来る)

第4段階:無意識有能(出来ちゃってる)


 
仕事現場での状態、だいたい上記の4つの状態で説明できるような気がしています。全ての社員はその人が与えられている環境の中で上記の4つの状態にあると考えています。
 
第1段階と第4段階の無意識の段階は自然体でできますので、大きな努力が必要ない快の状態です。
第2段階と第3段階の意識している段階は有意識なので、行動することに努力が必要な「分かっているけど出来ない」「意識しないと出来ない」不快な状態です。
 
 
詳しくはこちらの記事(「分かっているのに・・・やめられない!」のは何故か?に書いてありますので詳細は省きますが、ヒトは不快な事が起こると、無意識に自分が嬉しいと感じる快の行動をとります。
 
何に対してかは分かりませんが、第2段階、第3段階の状態にある人は第1段階に戻ろうとする言動(言い訳)、快の行動(怠け?)をとろうとします。
※言い訳:やろうと思ったことをなかったことにしようとする言動
 →私には向いていない・・・
 →私には無理だ・・・
 →私らしくない・・・
 
・・とこんなことを意識すると、普段見ている風景が違って見えてきませんか?毎日の通勤電車、会社の中のコミュニケーション、数名の友達で行ったときの飲みの席・・・
 
いつも何気なく見ている風景。目に映るヒトは皆違う環境、経験、考えを持っていて、皆違う状態にあり、皆違う感情を持っているんです(そしてその状態は変わり続けます)
 
当たり前かもしれませんが、このことを真摯に理解し自分を知ろうとしてくれるヒトに私は共感を抱くことが多いです。そして自分のことを伝え、その人のことをもっと知りたいと考え、一緒に時間を過ごしたいと考えるようになるのです。
 
恐らく多くのヒトは私と同じではないでしょうか?
 

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