「全てのヒトに、自分にしか出来ないことがある」は本当か?

「絞る」とは

最近よく聞くようになった「自分にしか出来ないこと」

・自分にしか出来ないこと

・自分しか持っていない個性

・誰にも特別な才能がある

ArtMindでもそうだが、本当に多くのところで「自分にしか出来ないことを見つけよう」といわれている。私だけだろうか、最近この声が大きくなり過ぎている気がしています。他人よりも自分、自分を大切にしようという流れ、会社でもいませんか、何かに挫折した上司が、同僚が、部下が、、

「この作業は自分には向いていない、もっと自分にしか出来ないことをやらせてもらいたい」

こんな発言。

・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どう対応したものか??

になりませんか、

 

このような発言をした社員の考え方や発言に至った背景には

「自分にしか出来ないことは誰にでもある」

「ヒトには、人生の生きがいや働きがいが必要だ」

という考え方があるからだと思います。

決定的な考え方の違いを埋める方法

これらの考え方は個人的には良い考え方の一つだと思っています。しかし、それはあくまでも良い結果を生み出す原動力、ポジティブな表現/場面で使われるなら素晴らしいと思います。

しかし、起きた事実に対して明らかな言い訳、逃げ道としてこれらの言葉を使われたとき、「???」になります。冷静に考えてみると当たり前のことですが、「自分にしかできないことを見つけよう」、「人生の生きがい、働きがいを見つけよう」という考え方は他人よりも自分を大切にする考え方です。

元々日本は世間のために自分を抑えて過ごすコトが正しかったと思っています。この考え方があるからこそ、戦後の急速な経済成長を実現できたので、戦後の日本を支えた人々の中にある成功体験は自分より他人を大切にする考え方ではないでしょうか、

他人>自分が当たり前で、それで劇的な成功を創ったヒトたちに、他人<自分が当たり前のように押し付けても理解できるわけがない(時代の変化ではありますが、違いすぎる理由が理解できない?)。

とは言え、意識の違いは必ずどこにでもあるコトです。このような意識のずれがある両者が寄り添う必要がある状況であれば、

他人>自分が当たり前のヒトたちが大切にしている価値観と他人<自分が当たり前(必要)だと考えている人たちの価値観を上手に共有する事が効果的ではないかと思います。

共有する方法は無数にあります。勿論共有しないという選択肢もあります。例えば下記のような手順でお互いの価値観を共有してみたら如何でしょうか、

1)お互いにとってのメリットを明確にする

2)メリットを実現するためにお互いが分かりあう必要があることを認識する

3)相手の価値観が紡がれた成功体験や失敗体験を聴く(お互い)

4)お互いにとって何が本当のメリットかを考える

この1)~4)の作業が出来るなら、もしかしたら価値観の違うモノ同志でも歩み寄ることができるかも?

と思えませんか、

 

それだけヒトの物語の中には、いろんな体験と視点があり価値観が違う相手の共感を呼ぶことができる多様性があり、自然と共感できるものです。特に語り手の思いが詰まった物語には、思いを力強くダイレクトに伝えるパワーがあると私は考えています。

生きがいを見つける

それが全てじゃない

人生の最後に

気が付いてもいいんだ

北野 武

ありふれた言葉ですが、誰もが知っている、人生に物語が詰まった北野武氏の言葉だと、私にはいつもより重く聞こえます。

「自分にしか出来ないこと」をどのように見つけるのか?

この言葉、物凄く大袈裟に聞こえませんか、「自分にしか出来ないこと」。正直言います。私はこの言葉は事実であると信じていますが、「自分にしか出来ないこと」、これは

分かるわけがないとも思っています。

どう考えても当たり前ですが、ヒトは学び始める前に、その道の専門家ではありません。携わり始める前にその道の第一人者ではありません。だから当然「自分にしか出来ないこと」は人生という道を歩み進めない限り見えてくるわけもないですよね??

でも私は道しるべが欲しいです

見つけた道しるべを辿りながら、人生をより充実して、楽しく活き活きと過ごしたい。そう考えています。

 

そんな私が辿る道しるべは、いつも私の感性です。

感性とは、何かを見たり聞いたりした時に深く心に感じ取ることや、感覚的に物事に対して感じていることを表しています。      Smartlog 感性とはどんな意味?感性が豊かな人の特徴&磨く方法を解説

自分が何を感じているか、自分の考え方をどれだけ豊にするか、自分のアンテナをどれだけ広げるか、

私なりの表現になりますが、私は「ピン」ときたもの以外は取り組むことが出来ない。

正確には取り組むのが極端に鈍くなる人間だったりします。

 

「ピン」とくるためには、それだけの、「へぇ~」だったり、「~だったら面白いかも」みたいなアイディアには至っていない、ヒントとなる体験や感情が必要だと思っています。

私は「自分にしか出来ないこと」を見極めようと肩ひじはるより、「面白いかも」くらいの感覚でいたほうが自分も周りも幸せな気がしています。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました