リーダーとしての心得(3)ー「先憂後楽」の精神が必要だ

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「先憂後楽」の精神が必要だ

「先憂後楽」という言葉がある。すべての企業経営者は、最初に苦労し、最後に喜びを得るべきである。良いマネージャーはいつも仕事に没頭している。遊んでいるように見えても、脳は働いている。彼らはいつも頭の中で経営について考えている。彼らは最後に楽しむことに満足している。引退するまで待つこともできる。経営者に「先憂後楽」の精神がなければ、企業経営は成り立たない。管理はそんなに簡単なことではないのだ。上司がいつも遅刻すると、部下も遅刻してくる。上司が快楽にふけると、部下も快楽にふけるようになる。上司が平日でもゴルフを楽しんでいれば、部下は仕事で手抜きをするだろう。

「マネージャーが平日に顧客とゴルフに出かける中小企業は必ず倒産する」
これは、信組界の重鎮と呼ばれ、信組経営の哲学で知られる人の言葉である。これらの言葉が意味するところは大きい。なぜなら、これらの言葉は多くの中小企業の内部の仕事についての第一線の権威から来ているからである。

少なくとも、企業の最高経営者になった人は、「先憂後楽」の精神がなければならない。
リーダーが「今の苦労、後の喜び」の精神と、命をかけて会社をリードする意志を持ってこそ、時代の流れを素早く読み、会社の正しい舵取りを選択することができる。そのような切迫感を持ってこそ、創意と創意に富んだ新しい発想を次々と得ることができる。命をかける覚悟さえあれば、厳しい時代にも対応できる。リーダーはどんな困難にも打ち勝つ勇気を持つことができるだろう。

ビル・ゲイツは、「心配してください!」と言う癖があり、マイクロソフトの脅威に常に注目していたという。従業員にも同じことを要求したという。とはいえ、昔聞いた話なので、今は変わったかもしない。しかし、マイクロソフトの現在の実績から判断すると、ゲイツ氏が「心配してください!」と自らを鼓舞していることは確かのようだ。

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ライター情報
島田 亮司

ストックホルム大学交換留学を経て、中央大学法学部卒業。都内の大手教科書出版社に入社、主に英語辞典や教材の編集、異文化理解教育のテキスト製作を担当。その後、PHP研究所にて英文月刊誌の副編集長として国内外の取材、執筆、編集に携わる一方、松下幸之助研究の研究スタッフとして外国人経営者向けの研修セミナーの企画、運営、講演を行う。また、1997年設立のNPO国際交流団体SIEN(埼玉県国際交流協会登録)の代表として現在までの22年間、異文化理解、交流促進に関わる社会活動をする他、在日外国人向けに賃貸物件のアドバイス等を行う。宅地建物取引士。英語通訳案内士。ジャパンラーニング(株)国際部講師。Manabink LLC 代表 ( https://manabink.com )

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